幻の島を後にして、再び船に乗り込みます。
ここから、マンタスポットまで約50分。
ところが、途中から、ママが船酔いでダウンしてしまいました。
スポットに到着するも、残念ながら、そのまま船上待機。
パパとおチビのみで行くことになりました。
入水すると、「あっ、冷たい!」
大分、沖まで来たようで、水深も水温も、ビーチとは比べ物になりません。
おチビは、シュノーケルが難しいので、ハコ眼鏡で挑みます。
パパは、水中専用ケースに入れたスマホで、マンタの雄姿を撮る気満々。
手始めに、海中でパシャリ!
既に潜水中のダイバーの姿が見えます。
我々はシュノーケリングなので、海上をぷかぷかしながら、ガイドの指示に従ってポイントを移動。
すると、
「こちらに来てください、海底付近の岩の上あたりにいます!」
大急ぎでおチビを引っ張りながら、ポイントに到着。
海中を覗くも・・・
深すぎるのと、ダイバーの出す泡が視界を遮って良く見えません。
今度は、少し離れたところから、
「こちらに来てください、マンタがいます!」
・・・が、今度も、はっきり見えませんでした。
これを繰り返しているうち、気持ちが悪くなってきました。
「これが、波酔いか!」
波に浮いているだけで酔うなんて初めてですが、とにかく気持ち悪さの加速度が早い。
朝から何も食べていないはずなのに、またもやリバースを繰り返します。
この状態で、息子を引っ張り、ましてや、マンタを探すのは至難の業。
苦しんでいる私に気づいたスタッフが、息子の引率を代わってくれました。
時々、吐きながら、横泳ぎで、一路船へと向かいます(もう、必死)。
その時です。
「真下にマンタがいますよ!」
外していたゴーグルをもう一度装着。
下を覗くと、大きな絨毯のようなマンタが見えました!
息子も、ハコ眼鏡を覗きながら「うわー!マンタ、マンタ!!」と、大はしゃぎ。
心置きなく船に戻ります。
どうも、この日は、波が強かったようで、他にも波酔いの人が多かったです。
さらに40分、船に揺られて、「熱帯魚シュノーケリング」へ。
ただ、元気なのは息子のみ。
「もう、港に返してくれ」と言うのが正直なところ。
一応、付き添いのため、海に入りましたが、もう限界。
殆ど潜らずに、空を見上げていました。
息子は、スタッフに連れられてクマノミを見たようです。
唯一、撮ったのがこの写真。
あかの他人の足がうつってます・・・
出発から五時間、ようやくの寄港。
最後に、港の高台で、スタッフ特製のカレーが振舞われました。
「船酔い後に、カレー」
ありえない組み合わせですが、これが、美味かった!
息子たちはもちろん、グロッキー状態のママ、パパまで完食。
ご馳走様でした。
時刻は14:00。
いったんホテルに戻って、次は「夕暮れカヤック」に挑戦です!
★おまけ★
海中で撮りまくっていた写真ですが、水温が低かったのか、タッチパネルが感知しておらず、結局マンタは全く映っていませんでした(-_-;)