【初代 ゼルダの興奮よ、もう一度!~時空を超えた超傑作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』】

少し前の話ですが、インフルエンザにかかってしまいました。

事前に予防接種を受けていたこと、即効性の点滴等が功を奏し、2日で病状は落ち着いたものの、入社後初の6連休。

が、家族への感染予防のため、ほとんど寝部屋での軟禁状態。

休勤中に外出するのも周囲の目が気になるし、「さて、どうしようか・・・」。

迷うことなく、一つの考えが浮かびました。

「今こそ『ゼルダの伝説』だ!」

実は、昨年末、長男の誕生日にと「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を購入。

「幼稚園児には早いかなぁ」とも思いましたが、同級生で持っている子もいるし。

それに任天堂ゲーム機は、何か、子供の感性に良いような気がする。

が、妻と話し合った結果、「ただでさえ、集中力のない息子には早い」となり、とりあえずパパ専用機(笑)に。

迷うことなく選んだのが、「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」なんです。

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ただ、不安はありました。

少し前に購入した、WII版「トワイライトプリンセス」を、途中で挫折してしまったから。

・いわゆる、おつかいモード(次に行くためには、●●を集めなさい)がしんどい。

・物語やダンジョンが複雑で、日を置いて再開時に、何をやっていたのか(どこに行ったらいいのか)分からなくなる

以上が、主なリタイア要因です。

アラフォーのリタイアゲーマーにとって、「最新ソフトに順応できるのか?」との不安は常に付きまといます。

が、予想は良い方に裏切られました。

ブレス・オブ・ザ・ワイルド」を約1時間プレーして思うのは、「これは奇跡的な傑作ではないか!?」ということ。

あの、初代ディスクシステム版をも凌駕する気がしています。

ここで、作品の魅力について少し。

先の戦いで、ラスボス「ガノン」にまさかの大敗を喫した際、未来への希望を託され、祠の中に眠らされた主人公「リンク」。

100年後に目を覚ますも、記憶喪失で何も覚えていないという設定がまず面白い。

各地にある思い出の場所を訪れると、フラッシュバックが生じて、徐々に記憶が戻っていくのだけど、スーパーファミコン以来、約30年振りに「ゼルダ」をプレイしている自分の心境と似たものを感じてしまいます。

特に素晴らしいのが、現実と錯覚するほどに臨場感溢れる「フィールド」

草原に吹き流れる風の音。

大地を踏みしめる足裏の感触。

昨年、森林公園で昆虫を追い回した、あの感覚を思い起こすリアルさです。

天候描写も絶妙で、雷雨の時は本当にびしょ濡れになったように感じるし、炎天下の砂漠では、焼けつくような日差しを避け、木陰に隠れたくなる。

そして、この地に生きる様々な生命との触れ合い(なんと、昆虫や動植物を捕まえて、料理することができます)。

なるほど、これが「ブレス・オブ・ザ・ワイルド(野生の息吹)」か!

昼夜を忘れて没頭しているうち、3日目になり、リビングに下りることを許されました。

予想通り、長男が「ゲーム、やらせて!」と喰いついてきます。

ただし、「ゼルダ」は一人用ゲーム。

仕方なく交代でやることになりましたが、息子とはいえ、大切に育てた「リンク」を無様に死なせてしまうのは許せません。

時には、兄弟喧嘩さながらにコントローラーを奪い合い、またある時は、息子のちょっとしたヒントから、謎が解け、ハイタッチを交わす。

幼稚園から帰ってくると「パパ、ゼルダやろうっ!」と、親子揃って夢中になりました。

本当に素晴らしい作品は、年齢や時代も超えて響くんだなぁ。

夢のような日々は、職場スタッフの新たなインフル感染と共に幕を閉じましたが、『この「ゼルダ」のため、ノーベル賞にゲーム部門を新設してもらいたい!』と、本気で思っています。