帰宅するや否や「今日、大変なことがあったよ!」と家族総出で報告。
時は、お昼過ぎ。
玄関横にある室外機を通り過ぎようとしたママは、何かを感じた。
よくみると、庭のエアコンの室外機の上に蛇らしき物体が。
最初は、おもちゃだと思ったらしい。
と言うのも、チビ二人が、ゴム製の蛇を何本か持っていて、風呂に入れたり、庭に持って出たりして遊ぶことが多いから。
そのまま、じーっと見ていると、チロチロと舌が動いた気が!?
目の錯覚かと思い、そのまま見続けると、今度はにょろにょろと動きだし、生きた「蛇」であることが発覚。
ググると、体の模様が「ヤマカガシ」に酷似している。
「ヤマカガシ」と言えば、最近子供が噛まれて重体になったニュースが記憶に新しい。
「蛇の駆除」で検索→「保健所へ連絡」までは分かったものの、あいにく土日祝は休み。
さて、どうする?
子供達には「外に出たらダメ」と言うものの、このまま放っておいて、おびえながら暮らすのも嫌。
更に検索すると、警察でも対応してくれる場合があるとのこと!
早速、地域の警察署に連絡。
最初は、「えっ、蛇ですか・・・」と気乗りのしない返事だったらしいが、
・ヤマカガシに酷似している
・最近、子供がかまれて重体になったニュースがあった
・このままだと心配だ
と繰り返し主張すると、「最寄りの交番に転送します」とのこと。
転送先の交番は「分かりました、行きます」との返事で、すぐにミニパトとバイクの二人組が到着。
現れた二人の警官は、ポリ袋入り1枚のみ持参で、ほぼ、手ぶら。
「奥さん、このスコップお借りしてよろしい?」
と、庭にあった園芸用のスコップを手にするやいなや、ヤマカガシの頭部分を押さえつけ、足で胴体部分を踏みつけた。
「ここで、切断しないほうがいいですか?」と聞く警官に、返事を戸惑うママ。
すると、警官は「わかりました」と、外の道路まで移動して、事をなしたらしい。
一部始終を観察していた息子が事後報告してくれた。
その後、再度交番から連絡があり、「専門機関が休みなのではっきりしたことは言えないが、おそらくヤマカガシだと思います」との連絡あり。
対応してくれた警官への感謝はもちろんですが、機転を利かして駆除に導いたママこそ、アッパレだと思いました。
卵がないか調べるのは、パパがやる予定です・・・。